業界におけるトリケミカル
化学業界における当社の位置づけ
当社の属する化学工業の分野は、プラスチック・ゴム製造等を加えた広い定義で考えると、日本企業の年間出荷額は39兆円にものぼる(プラスチック・ゴムを除いても25兆円)日本の製造業の根幹を支える産業の一つであります。
トリケミカルはそのような化学工業の分野で、おそらく日本だけではなく世界中の化学薬品製造メーカーの中で最高レベルの純度(99.9999%up)を誇る高付加価値化学薬品="ウルトラファインケミカル"を開発・製造・販売している企業です。
当社の製品は、主として半導体・光ファイバー・太陽電池といった、最先端デバイス等の製造用材料として用いられております。
半導体業界における当社の役割
当社の売上高の9割以上は半導体製造用の化学薬品等です。
半導体はその宿命として継続的な微細化(=高集積化)が求められております。現在最先端の半導体の配線の幅は20~30nmと言われていますが、こちらは既に研究レベルでは18nmや12nmといったところまでの検討が始まっています。ちなみに1nmとは1mmの百万分の1(0.000001mm)で、ちなみに一般的な髪の毛の太さは0.07mm位と言われています。したがいまして、最先端半導体向けの材料にはわずかな不純物の混入も許されないのです。
また、半導体を製造工場では、数百~千種類を超える化学薬品を使用すると言われています。その中には当然膨大な量を使用するものもございますが、年間数g~数十kgしか使わないものも数多くあります。
当社は"ウルトラファインケミカル"を
1. 年間数百種類(累計では2000種類以上)
2. 年間数ミリグラム~数十tのオーダー
で出荷しており、その点で半導体製造メーカーのニーズに合致しているのです。
会社概要
事業内容 | 半導体・光ファイバーなど向け高純度化学材料の研究・開発・製造・販売 |
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創業/設立 | 1978年12月 |
本社所在地 | 山梨県上野原市上野原8154-217 |
事業所 | 上野原第二工場 上野原Annex棟 台湾工場 (子会社 三化電子材料股份有限公司) 韓国事務所 |
代表者 | 代表取締役社長執行役員 太附 聖 |
資本金 | 32億7,891万円(2024年1月現在) |
売上高 | 112億4,629万円(2024年1月現在) |
従業員数 | 214名(2024年1月現在) |
関連会社 | 株式会社 エッチ・ビー・アール SK Tri Chem Co., Ltd. |
売上高構成 | 半導体向け化学材料・機器類 93% 光ファイバー向け化学材料・機器類 3% その他 4% |